■現在の仕事内容は? 各種地質調査業務の責任者として、業務全般の工程管理とともに、調査計画立案、現地調査、とりまとめ業務を担当しています。
また、発注先との協議、関係者との連絡調整も行っています。
地質調査は、建築構造物や土木構造物を建設する際に測量・設計・施工と並んで必ず必要とされる職種であり、社会インフラを支える仕事として、官公庁発注業務や民間事業等、多岐に渡ります。
常に公共の安全、環境の保全その他の公益を守ることを念頭において、顧客のよきパートナーになれるように心がけています。
■1日のスケジュールは? 大きくスケジュールを分けると 1).現場における管理・調整業務 2).社内での報告書作成等 3).社内での打合せ 4).顧客との打合せ となります。 建設コンサルタントといえば長時間残業をイメージされるかもしれませんが、業務を効率よく行うためのツールを色々と取り入れていますので、だいたい19時ごろには家路につくイメージです。 その中身は、1日中現場や、1日中社内で作業を行う日もありますし、打合せも含め、予定を複数入れる日もあって色々です。 これは【地球】という大自然を相手に仕事をしているこの職種ならではのものでしょう。 他の職種では、あまりみられないバランス感覚かもしれません。 いろいろな現場を経験できますし、いろいろな考え方に触れることもできますので、毎日楽しいですよ。
■好きな言葉は? 【Any time is OK (いつでもいいですよ)】 元ニューヨークヤンキース(MLB)のデレク・ジーター氏がよく使っていたと言われる言葉です。
今の世の流れである「働き方改革」とは、ある意味逆行する言葉かもしれません。
しかし、自然災害が何かとクローズアップされるこの時代、何かしら地質、地盤について困っている人が必ずいらっしゃるわけです。
それなら、たとえ相談だけであっても「困ったらいつでも電話してきてください」という気持ちです。
何より、この顧客の立場に立って考えることが、コンサルタントの本来の役割だと思っています。
■会社の雰囲気 社員はみんな優しく真面目ですね。 ひとりひとりが意欲的に仕事を行っており、良い意味で前衛的ですので、業務効率化に繋がるプラン等、積極的に取り入れていただいています。 社内の交流もあり、関係する資格の勉強会も行っていますので、取得しやすいのではないでしょうか。
■学生へのメッセージ 【地質調査】という言葉そのものは、正直言ってあまり馴染みの無い言葉かもしれません。
そして、誰も見たことのない地下の情報をまとめて成果とするという、特殊な職業とも言えるかもしれません。 しかし、社会インフラを支える貴重な職業であり、今後も無くなることはありません。
仕事では、大小様々なプロジェクトに係わることになります。
そのプロジェクトが完成したとき、自分の中で大きな達成感が得られるのですから、なんとも素敵な職業ではないでしょうか。
自然が好きで、ものづくりに興味がある方。
お待ちしています。
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