スウェーデン式サウンディング試験は深さ10m程度の軟弱地盤層を対象に、原位置における土の硬軟、締まり具合または土層の構成を判定するため、土の静的な貫入抵抗(Nsw:1m当たりの半回転数)を求めるものです。
オートマチック・ラム・サウンディング試験機は、動的コーン貫入試験機で、自動連続貫入装置を持つことが特徴です。本試験によって得られるNd値は、標準貫入試験によるN値とほぼ等しいとされています。本試験の貫入深度は通常20〜30mです。また、N値30〜50程度の砂質土、N値20程度の粘性土まで測定できますが、礫の多い砂礫は適しません。 |